私の大好きな八重山ロードを父の運転する車に乗ってご案内します。シートベルトをしっかり装着しさぁ出発です。
鹿児島中央駅を出発し国道3号線を目指します。車で約5分ほど走ると、国道3号線に合流します。ここから北へ向かい、さつま川内市方面に20分ほど走ると、国道328号線への分岐点が見えてきます。
3号線に別れを告げ、右折して328号線に入り、さつま・郡山方面をさらに直進すると、コンビニや銀行、レストランが並ぶ少し賑やかな街並みに入ります。左手にコンビニや銀行を眺めながら進むと、大きな交差点に差し掛かります。
そのまま直進すること約5分、右手に「八重の里」という農産物直売所が見えてきます。ここで地元の人が作った農産物を見たり日曜限定の木材を販売する青空市場を楽しんだり少し休憩をして英気を養います。
休憩後、さらに直進を続けると、やがて左手に「八重山公園」の案内が現れます。そして登坂車線の終わりぐらいで左折すると、左右1車線ずつの広い道路が続きます。ここからが「八重山ロード」と私が名付けたドライブルートです。
道なりにしばらく進むと、左手に八重山キャンプ場、右手に温泉施設「ゆるりの湯」が見えてきます。ここからは秋は紅葉春は桜のトンネルが続き、窓を開けて深呼吸すると、思わず異次元に入ったかのような錯覚さえ覚えるリフレッシュできる美しい風景が広がります。
面前に広がる景色を楽しみながらそのまま進むと、右手に甲突川の源流が現れます。ここは今でも河童が生存している場所とも言われており河童の由来の看板が立っています。池のどこかに潜んでいそうです。
河童に別れを告げ、少し進むと左手に日本の棚田百選に選ばれた「八重の棚田」が見えてきます。
夏は若葉の緑色秋は稲穂の黄金色の絨毯、左手に壮大な棚田群を眺めながら棚田館でゆったりと過ごし、ドライブは終わります。ゆっくり走って約1時間弱、この道は、私が見つけた一押しのドライブルートです。