椿油の販売

緑深い郡山地域に暮らす方たちに声をかけて、こつこつと拾い集めた椿の実を自然乾燥させ、生絞りを行いました。
ゆっくりと乾燥させた椿油は香りに癖もなく、輝くような透明感と、さらっとした肌触りが人気です。

商品開発や地域おこし、ブランディングが溢れる中で、「自分たちで作って売っみろかい!」と手を動かして動くことで生まれた商品は、実生の椿が年数を経てやっと蕾をひとつつけるように、素直な樹形で育ってゆくと思うのです。

【椿油の販売ルート】

近所の自治会の人たちが人海戦術で集めた椿の実を、非加熱生搾りしたもの。廃屋になっているご近所に素敵な白藪椿が咲くのですが、ある時すべての実がなくなっていたことがあり、それもこの人海戦術が遂行されたせいだったらしい。どこかのアンテナショップで売るとか、おしゃれカフェの鹿児島アイテムで並ぶとかではなく、自治会の口コミ大作戦らしいです。
「コピーして配るので、元になるチラシを作ってくいやらんどかい」というのも、鹿児島の夏の風物詩〈六月燈〉で売るからなんだそうです。きっと普通の運動会みたいなテントの下、長机の上に並べて、「がっついよか椿油やっど〜!」と声をかけるのかもしれない。

お問合せ・販売者
郡山校区コミュニティ協議会
Tel.Fax:099-295-3511